「㈱」(かっこかぶ)と組文字「㍿」

このページでは看板に書く「㈱」(かっこかぶ)と組文字「㍿」について記します。
縦書きは右から左へ』を参考に読んでいただくとよろしいかと思います。

いわゆる「前株」の株式会社の社名看板では、縦書きで表すのであれば

全部を同じ大きさで1行で書く(前株1)

「株式会社」を(やや)小さくして1行で書く(前株2)

「株式会社」を(やや)小さくして2行に分けて書く(前株3)

「株式会社」を㍿にして1行で書く(前株4)

「株式会社」を㈱にして1行で書く(前株5)

の5パターンが考えられると思います。

この中で最もバランスがよいと感じるのは、「前株2」または「前株4」です。
もちろん他の書き方で問題があるわけではありません。見た印象が上記2つがよいかなと感じるのです。
「前株1」はオーソドックスな書き方です。「株式会社」の下に来る文字が4字以上だとこちらでも構わないと考えます。ただ「株式会社」の下に来る文字がたとえば1文字だけになると、やはりもう少し考えた方がいいと思います。
「前株3」は下の字がもっと多い場合に採るべき書き方であるかなという印象です。
そして「前株5」は、社名の一部を省略しているというのがあり、あまりお勧めしない書き方です。ただこれで何か不都合があるのかと言えばそんなことはありません。

一方「後ろ株」の株式会社の社名看板では、同様に縦書きで表すのであれば

全部を同じ大きさで1行で書く(後ろ株1)

「株式会社」を(やや)小さくして1行で書く(後ろ株2)

「株式会社」を(やや)小さくして2行に分けて書く(後ろ株3)

「株式会社」を㍿にして1行で書く(後ろ株4)

「株式会社」を㈱にして1行で書く(後ろ株5)

最もいいなと思うのは「後ろ株1」です。株式会社の前に来る字が1、2文字だとこうは思わないかも知れませんが、3文字以上だとこの「後ろ株1」をお勧めしたいです。
そして次にいいなと感じるのが、「前株」で言ったこととまるきり矛盾してしまうのですが「後ろ株5」なのです。
確かに社名の一部を省略しているのですが、そのマイナス面を含めても「後ろ株1」を除いた他のいずれの書き方よりもよいような気がしています。
「後ろ株2」「後ろ株4」はどこか不安定な気がするので、私はあまりこの書き方では提案しないと思います。
また、「後ろ株3」は、「前株3」と同様に上の字が多い場合に時々採るであろう書き方であるという印象です。

それにしても「前株と後ろ株」と「㈱と㍿」で書き方・見え方の印象が随分変わるなと感じます。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です