くらいとりん

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看板とは全然関係のない話です。
私が子どもの頃、出来島で流行っていた「くらいとりん」という遊びの話です。

  • ほぼ同人数になるような2チームに分かれる(『グッパ』で)。
  • それぞれのチームで陣地を決める。多くは街灯や電柱等の円柱状のものを利用。その直径は同サイズが好ましい。陣地同士は直接見える場合もあるし、建物の陰になって見えないこともある。
  • チーム内で最初の持ち点を1ずつ異なったもので最初に決めておく(4人なら10・9・8・7とか。10人までなら10が最高。さらに大人数なら適宜増やす)。その持ち点情報は、最初はチーム内でのみ共有する。
  • 「開門」(カーイモーン!)の合図で開始。
  • 敵の陣地にタッチすれば5点獲得する(10点の者なら15点に)。
  • 陣地から離れた状態の敵メンバーにタッチすると持ち点のより多い方が2点獲得する。
  • 同チームのメンバーと手をつないだ状態でタッチすると持ち点はその手をつないだメンバー同士のものが合算され、得点時には手をつないだメンバーそれぞれが加点される。手つなぎの人数に上限はない。
  • タッチするのは1対1や2対2に限らず、1対2や1対3、2対3等もある。複数人でタッチする時がこの遊びの醍醐味。
  • 高い持ち点の敵を相手にして得点を得る事が可能である。
  • 点数(の合計)が同じ場合はこれを「ばっかん」と呼び、それぞれ点数の増減はなく、得点時と同じく自陣に一旦帰リタッチする(この場合は『でんを打つ』と言う)。
  • 自陣を守る為に、自陣に触れた状態で相手(攻撃者)に接触すると、相手は一旦自分の陣地にタッチして来ないと戦闘要員から一時的に離れた状態(野球で言うとボールデッド)となり、攻撃も守備も出来ない。
  • 点数の合計の多いチームの勝ち

走力は当然必要なものの、点数を記憶・計算・予測して動かねばならないので、アタマもよく使う遊びでした。
また、年長の者が下の者と力を合わせて出来る遊びで、私はとても好きでした。

中学校に進んでから「くらいとりん」の話をとなり町の大和田小学校出身の級友にしてみると、「それは『くらいあがりん』やろ?『くらい取る』っておかしいやん」と出来島で使用されている呼称は誤りであると指摘されました。確かに「くらい」は「とる」ではなく、「あがる」ものですね。大和田小学校でも「くらいとりん」と名称は違うものの同じ遊びはあったようです。

2000年頃、ネット検索したら同じ出来島出身の(私より何歳か年長の)方がこの「くらいとりん」について詳しく書いていらっしゃるページがあり、今回それを参考にさせてもらおうと久しぶりに探してみましたが見つからず残念に思っています。

今でも「くらいとりん」好きのオッサンです。
「お、懐かしいわ!やりたい」という方、よかったら一緒にやりましょう。二人では出来ませんが。。。