「SINCE看板 1」「SINCE看板 2」で「SINCE」と「創業」のつく看板について書きました。
今回も「SINCE看板」について書きます。
具体的に「SINCE」を看板に入れるにはどのようにするとスッキリするのか。
今日はそれを考えます。
当店を例に取って普通に「SINCE看板」を書いてみました。
やはり屋号より「SINCE(Since,since)」は小さくあるのが普通でしょう。
「SINCE」が屋号より大きくなってしまうようなデザインには通常はしません。
ましてこんなのには普通しません。
やはり最初に書いたものが一番いいような気がします。
または扱っているものを入れたこんなのもいいかも知れません。
描いていて気づきましたが、「SINCE XXXX」は最も小さな文字で書かれます。
と言いますか、
「SINCE XXXX」の文字の大きさ ≦ 「SINCE XXXX」以外の文字の大きさ
という不等式が成り立つのだと思います。
つまりこうは書かれない、ということです。
決して悪い書き方であるとは感じませんが、採用される見込みはかなり少なくなります。
屋号はそのままで上下を入れ替えた
こういう看板も悪くないと思いますが、実際には上と同様にかなり少数派でしょう。
「SINCE XXXX」の文字の大きさ ≦ 「SINCE XXXX」以外の文字の大きさ
これを法則と決めつけて「SINCE看板の第一法則」とか名前を付けたらいけないでしょうか?
以前「自画自賛の社名」という記事を書きましたが、この「SINCE看板の第一法則」が成立する理由は、「SINCE」が「自画自賛」に属する要素であるからに他なりません。
「SINCE」はあまりプッシュされず、さりげなくそこにあるべきものなのです。
と書いたのですが、すでに例外を発見してしまいました。
先月末に私が取り付けた看板です。
郵便番号よりも「Since 1984」の字の方が大きいです。
訂正しましょう。
「SINCE XXXX」の文字の大きさ ≦ 「SINCE XXXX」以外の主要な文字の大きさ
縦書きの場合はこうなります。
あるいはこんな感じです。