飯塚工作所様アクリル看板

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ステンレスヘアライン箱文字看板」という記事を書いたのは先月でした。
そのお客様から追加でアクリル板を使用する看板をご依頼いただき、本日取り付けてきました。

ご依頼いただいたのは飯塚工作所(大阪府東大阪市布市町3-1-21)様。
ステンレスヘアライン箱文字看板をとても気に入ってくださったようで、看板屋として嬉しい限りだったのですが、残念ながらどうしても高い場所に設置してある看板である為に納品等で訪れるドライバーには見えづらいということでした。
袖看板をお勧めしたのですが、「ドアの横に平付けする横長の看板」をご希望だということで、材質や表示内容をいろいろご提案することとなり、最終的に決まって製作したのがこの看板です。

アクリル板(5ミリ厚)にカッティングシートの文字をはり、壁に取り付けたステンレスヘアライン板の上に浮かせて設置しています。

「むっちゃカッコイイですやん」とは社長様のお言葉。
自分が作ったのですが、作った本人もやっぱりカッコイイと感じています。

2月に取り付けたステンレスヘアライン箱文字看板も入れて新工場全景です。

飯塚工作所さんは2005年に平看板と袖看板のご注文をいただいたのがお取引の始まりで、当店がカッティングプロッターを導入した直後でした。昨年(2017年)4月のgoogleストリートビューでそれら看板を見ることが出来ます。

飯塚さんとは2月の工事の時も含め、打ち合わせ等でいろいろお話をする機会がありました。
その中で「どうしたら若い子が気に入るか」ということを毎回のようにおっしゃいます。
それは決して従業員の機嫌を取るとか迎合するというようなことではありません。
いかにして働く環境を整えて、彼らが自らの仕事に自信を持ちそして職場に愛着を持たせられるか。
看板を含めた工場の外観や事務所の内装もその一環なのでしょう。

(前回も紹介させてもらった事務所&休憩室の天井写真)

従業員のことをとても大切になさる経営者であるという印象で、そのせいか働いている方はどなたもとても感じの良い印象でした。

また近い将来お声がかかるのを楽しみにしております。
「有限会社にしたんですわ。今のやつに追加してもらえますか?」とかいうので電話してきてください。
文字の追加を見越した配置にして設置しております(特にステンレスヘアライン箱文字看板)。

前の看板も隷書で、今回もほぼ同じ書体なのは飯塚さんの好みが変わっていないからでした。
変わっていないのはもう一点。
「Since1984」の文字です。
今日取り付けた平看板も最初はこの「Since1984」が入っていませんでしたが、「やっぱり入れてください」とおっしゃったのが実は少し嬉しかったのです。
そうです、「Since」は貴重なものです。創業30年の工場を作ろうと思えば、やはり30年かかります。
こればかりは他から手に入れることは出来ず自分たちでどうにかしないといけません。
従業員の方たちも「Since1984」に愛着を持てる工場になりますよう願っております。