ドラマの小道具に関する短い記事です。マニア向け・
放送は終了したのですが、朝ドラ『ちむどんどん』第122回から。アッラ・フォンターナのオーナー大城房子（原田美枝子さん）が山原村へやってきて、ヒロイン暢子の母優子（仲間由紀恵さん）と話をしている場面。共同売店の外です。冷蔵ショーケースの右上部分にご注目を。
ケースの上に商品名であろう「ハッピー」と記されている部分がありました。
そして、その下に置かれた缶飲料。
文字を読み取るには不鮮明なのですが、真ん中の2本はいずれも「H」から始まる欧文で書かれているように見えます。これこそが「ハッピー」なのではないかと。
「チュラソーダ」で引用した第1回の静止画像でもちらっと名前が映っていた「ハッピー」ですが、肝心の商品がなかなか特定出来ず、「ケースに文字が書かれているだけなのかな」と考えておりましたところ、最終回近くになってから「もしかしたらこれがハッピーなのかも」という商品があるのに気づいたのでした。
もしかすると私が気づかなかっただけで、瓶入りの「ハッピー」も過去の放送で映っていたのかも知れないのですが。
「ハッピー」のモデルは、「オリオンサイダー」だと思われます（公式HPから写真をお借りしました）。
名護市にあるオリオンハッピーパーク（オリオンビールの製造工程の見学と出来立てのオリオンビールが楽しめる観光スポットー公式ホームページから）が名称「ハッピー」の由来かなと。
オリオンビールが、清涼飲料水のサイダーを販売していたことをご存知でしょうか？ その名も「オリオンサイダー」、沖縄が日本に復帰するちょうど1年前、1971年5月に、その産声を上げました。 時代の流れを受