ドラマのセットで使われる扉に関する短い記事です。マニア向け。
朝ドラ『舞いあがれ!』第58回から。五島にある祥子の家です。奥の扉に注目します。
ひし形の明り取りがあるこの扉は、大阪制作の朝ドラではよく使われるように思うのですが、どのドラマで使われていたのかはすぐには分かりません。
少し探すと『おちょやん』で使われていたのを見つけました。画像は83回から。召集令状が来て出征していく須賀廼家百久利(坂口涼太郎)を座員で見送る場面です。
最初に引用した『舞いあがれ!』の画像を再掲。
明り取りの形、位置と大きさ、取っ手の様子も同じなのが確認出来ます。
同じ扉を他の朝ドラで見つけた際には追記します。
『風のハルカ』(2005年度下半期)で使われていたようです。画像は総集編から。
『舞いあがれ!』と『おちょやん』の画像では「開き戸か引き戸か、判断に苦しむ」のですが、『風のハルカ』で使われたのを見ると、「これは開き戸だ」となります。現物を見たのではないので実際のところは不明ですが、たぶんこれは引き戸。
(2023年3月2日追記)