日本酒「獺臼」「同格」(朝ドラ『おかえりモネ』)

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ドラマの小道具として使われている日本酒に関する記事です。

朝ドラ『おかえりモネ』第13回から。テーブルの上にあるこの日本酒の銘柄は、チェックする人がきっと多いことでしょう。
朝ドラ『おかえりモネ』第13回から

切り取りました。
朝ドラ『おかえりモネ』第13回から日本酒「獺臼」

大吟醸 獺臼」と書いてあるのが確認出来ます。

「獺臼」は、実在する清酒「獺祭」由来であろうと。
そして、「臼」の下にある5つ程並んだ小さな文字は読めませんが、読めないからこそやはり気になります。
また、篆刻風の赤い4文字も全然読めないので、読めた際には追記します。

ちなみに、第12回で及川亮(永瀬廉さん)が持ってきた日本酒は別の銘柄でした。
朝ドラ『おかえりモネ』第12回から
朝ドラ『おかえりモネ』第12回から
「同格」か「同挌」と書いてあるように見えるのですが、「同格」では日本酒の銘柄としてはちょっと相応しくないように思います。
では「同挌」で読みは「ドウラク」?
「同狢」だったら結構面白いかなと思いますが、それはきっと違うでしょう。


追記です。
「獺臼」の酒樽が第21回に登場しました。「武川商店」という酒店です。
朝ドラ『おかえりモネ』第21回から
朝ドラ『おかえりモネ』第21回から日本酒「獺臼」
文字が読みづらいのですが、これは「獺臼」に間違いありません。

朝ドラ『おかえりモネ』第21回から
朝ドラ『おかえりモネ』第21回から

「純米大吟醸」の下にある印章を切り取りました。
朝ドラ『おかえりモネ』第21回から日本酒「獺臼」
これは瓶にあったのとは別物のようです。「石井酒造之印」でしょうか。

ガラス窓に映った酒樽に「石井酒造」の文字がありました。朝ドラ『おかえりモネ』第21回から
朝ドラ『おかえりモネ』第21回から日本酒「獺臼」
「石井酒造株式会(社)」です。
さらに右側(正像では左)にある文字も確認出来そうです。左右反転させました。
朝ドラ『おかえりモネ』第21回から日本酒「獺臼」
「宮城県気仙沼」と書かれている文字の右3分の1くらいが見えているよう。明度を下げてみます。
朝ドラ『おかえりモネ』第21回から日本酒「獺臼」
ここは「宮城県気仙沼」で間違いないでしょう。

清酒「獺臼」を造っているのは気仙沼の「石井酒造株式会社」。
覚えておくと、もしかすると自慢出来る機会があるかも知れません(笑)。
(2021年6月14日追記)


追記です。『おかえりモネ』第37回から。
朝ドラ『おかえりモネ』第37回から
朝ドラ『おかえりモネ』第37回から日本酒「同格」
「同格」か「同挌」と書いていた日本酒は、「同格」でした。

ひぞっこさんがTwitterで書いていらっしゃるように、実在する「別格」という清酒にちなんで「同格」と「別品」が誕生したようです。ツイートを引用させていただきます。

(2021年7月6日追記)