ドラマのロケ地に関する短い話です。
昨日放送された夜ドラ『いつか、無重力の宙で』最終話から。
「サットモア」で面接試験を受けた主人公・飛鳥(木竜麻生さん)がタクシーで帰るシーン。車内のシーンはスタジオで撮影されていたのですが、実際にタクシーが走るこのカットが撮られたのは、京都府木津川市でした。

直前の車内のシーンです。タクシーを運転しているのは舎人五郎(生瀬勝久さん)。
この道路も同様に木津川市なのかなと思ってチェックしたところ、全く別の場所であるのが分かりました。
タクシーの車窓から見える外の映像が撮られたのは、大阪府岸和田市。第二阪和国道です。
第22話でひかり(森田望智さん)の葬儀から帰る元天文部メンバーを乗せて走っていたシーンに使われたのも岸和田市の映像だったので、それと同じ日に撮影されたのだろうと思われます。記事にしておりました(↓)。
確認してみたところ、第22話と同じ道路(第二阪和国道)で、場所も500~600メートルくらい離れているだけでした。走る方向も同じ(南行き車線)。
あくまでも合成して使用する映像の撮影で、俳優さんたちはこの場所には行っていません。
それをちゃんと理解しているのですが、なぜか木竜さんや生瀬さんが岸和田市に行かれたような印象を持ってしまいます。放送された映像が自然な仕上がりだからなのでしょう。
来年にNHK大阪放送局で制作される夜ドラを楽しみにしております。

