「来てけらいん」「宮城県登米市」のフォント(朝ドラ『おかえりモネ』)

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ドラマの小道具で使用されたフォントに関するごく短い記事です。

朝ドラ『おかえりモネ』第1回から。宮城県登米市内にある観光案内のモニターです。映っている武士は伊達政宗公という設定。
朝ドラ『おかえりモネ』第1回から

左右にある「来てけらいん」「宮城県登米市」の文字を、「DF顔楷書(W9)」というフォントを使って横に書いてみました。
朝ドラ『おかえりモネ』第1回から

ほぼ同じ文字が現れます。
朝ドラの顔楷書については、『なつぞら』の和菓子店「雪月」が所有するトラックに書かれた「御菓子舗」の字や、『エール』で聖マリア園の建物入口に設置された礼拝案内に使われていたのが記憶に新しいところ。
朝ドラではときどき使われる親しみやすいフォントです。

ちなみに、「来てけらいん」は、「会いにきてください」という意味だそう。クイズに出された場合、正答率が高そうな気がします。

ヒロイン百音が気象予報士の試験に合格して、いよいよ登米を去ることになるのかも、と思ったので以前から書きたいと思っていた顔楷書について書きました。。