「大山のタイヤ」看板(朝ドラ『エール』)

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ドラマのセットで使用された看板に関する短い記事です。かなりマニア向けとなります。

朝ドラ『エール』第98回から。ヒロイン達の自宅前です。「大山のタイヤ」という看板にご注目を。
朝ドラ『エール』第98回から

「タイヤ」の書体が、かつてあったタイヤメーカー「オーツタイヤ」のものと似ているなと感じました。

シャッターに書かれたものがあったので引用させていただきます。

丸きり同じという訳ではないのですが、雰囲気がよく似ています。名前も「大山のタイヤ」と「オーツタイヤ」と近いですし。

ちなみに、上の画像の直前です(第98回から)。青地に白い文字の看板には「塩」と書かれているはず。戦前からこの場所にあったのですが、これ程よく見えたのは初めてでしょう。専売公社の看板です。
朝ドラ『エール』第98回から

第43回から。1931年(昭和6年)という設定でした。「塩」看板は、殆ど文字が見えていません。
朝ドラ『エール』第43回から
朝ドラ『エール』第43回から「塩」看板


「塩」の字がハッキリ見えている映像がありました。第70回です。
朝ドラ『エール』第70回から
朝ドラ『エール』第70回から「塩」看板


「大山のタイヤ」を扱っている自転車屋さんの名前がハッキリ見える看板が第116回にありました。
朝ドラ『エール』第116回から
朝ドラ『エール』第116回から「やまだ自転車」看板
「やまだ自転車」です。

実は、第96回ですでに「大山タイヤ」看板は登場済みなのですが、その際「やまだ自転車」看板も部分的に映っていたのでした。
朝ドラ『エール』第96回から
朝ドラ『エール』第96回から

それにしても、この「やまだ自転車」はいつも人気がなくて、あまり商売熱心ではないのかなという印象でした。

同様に、「やまだ自転車」の右隣にある「ひさご」や、その隣の「日本料理店 清流」も、全くお店の方がいなかったように記憶しております。建物+看板や暖簾だけのお店だったわけですが、それが観ていて不満だったということではなく、そういうところまでチェックして見ている方が私以外にもきっといるんだろうな、いて欲しいな、という変な希望を持っていたりするのです。

「大山のタイヤ」「やまだ自転車」いずれかの看板が他のドラマで見ることが出来れば、ここに追記します。

(2020年11月23日追記)