ドラマの小道具に関する短い記事です。マニア向け。
現在放送中の夜ドラ『いつか、無重力の宙で』第10話から。ファミリーレストラン「ロメット」で支払いをするのは主人公・飛鳥(木竜麻生さん)。会計をする店員(金澤彗さん)から金額(4630円)を聞いた後、「ラズペイで」とスマートフォンを機械にかざします。「ラズペイ」はキャッシュレス決済のブランドで、「ラズペイ」のステッカーが機械の脇にあるのが分かります。
「ラズペイ」のロゴに使われている色が赤、マークも「R」なので、やはり「楽天ペイ」を模しているのだろうと想像されます。異論はあまりないでしょう。
NHK大阪放送局制作のドラマでは、「g払い」「DIO PAY」「NoReBa」等、ドラマの中にだけ登場するキャッシュレス決済のブランドが豊富です。
今回「ラズペイ」を確認しましたが、おそらく初登場です。
「ラズペイ」が他の大阪局制作のドラマで使用されているのに気づいた際に追記します。
「ラズペイ」の名称の由来が判明しました。
飛鳥たちが購入するシングルボードコンピュータ「Lemo Pi」が、実際は「Raspberry Pi」(ラズベリー パイ)を使うので「ラズペイ」と名付けたいうことです。
「楽天ペイ」を模しているのは間違いないのですが、「ラズベリー パイ」へのリスペクトも入っています。
(2025年9月26日追記)
追記します。
「ラズペイ」は「Rasp Pay」なのが分かりました。引用した画像(第10話)の直前です。
「Raspberry Pi」由来なのが確定しました。『いつか、無重力の宙で』で初登場というのも間違いありません。
(2025年10月4日追記)