ドラマのロケ地に関する短い記事です。
現在放送中のNHKドラマ『しずかちゃんとパパ』第1回からの静止画像。小さな橋の上で主人公たちが手話で会話している場面です。
右上にある看板の文字が「ビジネス ホテル手束」のように見えるのでその名前で検索したところ、すぐに場所が特定出来ました。
ほぼ同じ位置から撮影されたGoogleストリートビュー画像。
場所は栃木市でした。橋は、巴波川にかかる相生橋です。
Googleストリートビューの画像は、ちょうど「片岡写真館」さんの前。
また、ドラマの中で時々映る商店街の看板はこの橋の反対側から撮られていました(『しずかちゃんとパパ』第3回から)。
さらに、「お菓子のせき」と書かれた看板がある場所も特定出来ました。
立っている男性は日本創生地所に勤める道永圭一(中島裕翔さん)。
「お菓子のせき」の平看板は、「お菓子のせきね」さんの看板の上にはられたものでした。
おそらく、実際に看板を設置したのではなく、CG合成だと思われます(ホンモノだったらごめんなさい)。
そして、主人公静(吉岡里帆さん)と圭一が話をするこの公園。
左上に「片岡写真館」の特徴ある建物が映っています。
この公園も、やはり相生橋からはすぐ近くにある「うずま公園」なのでした。
このドラマでは、他に「八木リサイクル」の場所も知りたいのですが、おそらくかなり離れたところにあるのだろうなという印象です。
どこか分かれば追記します。
「八木リサイクル」の場所は依然不明なのですが、「野々村写真館」の前の道路も栃木市内であることが分かりました。画像は第5回から。
後ろに小さく見えている看板に「焼きそば」の文字があったので栃木市内で検索したところ、すぐに場所が特定出来ました。
(2022年4月11日追記)
さらに追記します。
第7回で映っていたこの橋も相生橋でした。
圭一の後ろに見えるのは「片岡写真館」さん。結構印象的な場面でしたね。
(2022年4月27日追記)
ちなみに、「片岡写真館」は超絶有名な写真館なのでした。
こちらのブログ(↓)で、『文明開化の写真師 片岡如松物語』という書籍が紹介され、「片岡写真館」も触れられています。
「明治2年創業」には、驚きを禁じえません。
ドラマの中で、さりげなくしかし何度も「片岡写真館」が映るのは、文明開化の写真師・片岡如松へのリスペクトが入っているのではないかと。
そして、もしかすると野々村写真館の主人である純介(笑福亭鶴瓶さん)を片岡如松に見立てているのでは、とも。
実に実に穿った意見ですが。
(2022年5月1日追記)