「凸部あり」(路面標示)

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道路標識に関連した短い話です。

仕事でときどき通る道路にちょっと変わった文字があるのに気づきました。場所は大阪府摂津市正雀2丁目。淀川沿いの道路です。
片側一車線で、普通車どうしが離合するのにかなり注意しなければならない地点がいくつかあるので、自動車がスピードをあまり出さないよう、ところどころ路面に凹凸を付けています。

「段差あり」の表示(↑)。

手前に「この先 凸部あり」の表示があります。

その「凸」の字がかなり変わっているのに気づいたのでした。
「凸」ではなくて、罫線の「┻」のように中が塗りつぶされています(スペースインベーダーの砲台に似ている)。
路面標示を施工する業者が使う略字なのですが、誤読することはないように感じます。意味はよく分かります。

「凹凸ではないのか?」というご意見もあるかとは思いますが、凹んでいる箇所はありません。道路のフラットな面と、突き出した「凸」の部分だけです。なので「凸部あり」の表示に多少違和感はありますが、表示する文字としては適切なのだと思います。

他の場所で「この先 凸部あり」の表示を見つけた際には追記します(わざわざ探しには行きません!)。