ドラマの小道具として使用される看板に関する短い記事です。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第52回から。洋服店「ダグラス」の店内です。ジョー(オダギリジョーさん)のそばにある看板にご注目を。
切り取りました。
小さなプレートです。
文字は、「BARTON PHOTOGRAPHER」「Artist in Light」「STUDIO」とあります。もしかすると「Artist STUDIO in Light」かも、ですが。
中央のイラストは古いカメラ。一応写真館の看板みたいですが、洋服店の中にあってそれっぽい雰囲気を出すためのアイテムなのでしょう。
同じく大阪制作の朝ドラ『カーネーション』で使われていたのを覚えて居りました。場所はカフェ「太鼓」の店内です。看板は左上の方にあります。立っている男性は、店主の木之元栄作(甲本雅裕さん)。『カムカムエヴリバディ』の世界では、るいのおじいさんですね(第113回から)。
こちらも切り取りました。
『カムカムエヴリバディ』の洋服店「ダグラス」店内に置かれた「BARTON PHOTOGRAPHER」看板を再掲。
やはり同じ看板です。
『カーネーション』では、栄作が以前経営していた「アメリカ商会」から持ってきたものなのでした。画像は『カーネーション』第108回から。看板は左端にあります。
おそらく栄作が気に入っていた看板ということなのでしょう。将来、甲本さんが出演される朝ドラでまた使われることになるとは、この時点では当然誰にも分からなかったわけですが。
ちなみに、『カーネーション』から『カムカムエヴリバディ』へやって来た看板や張り紙は実に多いなと感じます。この「BARTON PHOTOGRAPHER」看板は、その中でも特に印象深いので記事にしてしまいました。
追記です。
「BARTON PHOTOGRAPHER」で画像検索すると、結構たくさんこれと同じ看板が出て来ます。また、似ているけどちょっと違う、というのもあります。いわゆる「ヴィンテージもの」なのでしょう。
(2022年1月16日追記)