ドラマのロケ地に関する短い記事です。
現在放送中である夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』（NHK大阪局制作・全8週32話予定）第1回の静止画像。主人公の笠松ほたる（蒔田彩珠さん）が一人で住むマンションです。
玄関の看板には「BELLA CITT」の文字が見えるのですが、「BELLA CITTA」ではないかと思われます。「BELLA CITTA」はイタリア語で、日本語に訳すと「美しい都市」「美しい街」の意味。英語なら「BEAUTIFUL CITY」。
神戸市内でロケ地を探しました。Googleストリートビューです。
ロケ地は「VISTA LUCIA」（神戸市灘区篠原北町4-12-10）でした。
看板が仮付けした本物なのかあるいはCGなのか、やっぱり分かりません。CGっぽいんですけれども。
そして、鍵谷美晴（髙石あかりさん）が住むのは、「VISTA LUCIA」の並びにある「ラビスタ長峰」（同4-12-7）です。ものすごく近い距離。
また、この坂道の場所も特定出来ました（画像は第1回から）。
「長峰坂」という有名な長い坂で、ほたるが住む「BELLA CITTA」（ベラチッタ/リアル世界ではVISTA LUCIA）にもつながっています。
ほたるのエントリーシートが映るシーンが第4回にありました。
現住所の箇所を切り取った画像（見づらくて申し訳ありません）。
「兵庫県神戸市灘区永峰坂5丁目12-10 ベラチッタ201」とあります。なので、このドラマの世界で「長峰坂」は「永峰坂」という名前なのかも。
このドラマでは坂が単に高低差のある道として描かれているのではないことを、すでに多くの方が感じ取っているはずです。
追記です。
内容的に【「神丘ビル」のロケ地】で書いたことと重複するのですが、「永峰坂」に関してここにも書いておきます。
第1回で映っていた、クリーニング店「アズマ」がある「神丘ビル」の入居テナントが記された看板画像です。
書き出してみました。
- 瀧野写真館
- Gallery&shop 永峰坂
- 珈琲館 RONDO
- みむら理髪店
- クリーニング アズマ
「Gallery&shop 永峰坂」は、町名の「永峰坂」由来か、あるいはまだ確定しないけれども坂の名前が「永峰坂」でその坂の名称由来か、いずれかなのだろうと思われるのです。
また、こちらは「神丘ビル」のビル名を記した看板。銘板と呼ぶべきでしょうか（第1回から）。
書かれているのは「永峰坂三丁目四十二 神丘ビル」だと思われます。
主人公の現住所と併せて考えると、「永峰坂」はこのドラマで重要な架空の町名（+坂の名称?）となるはずです。
（2023年8月26日追記）
追記します。
第3週予告編でベラチッタの看板が映っていました。
切り取った画像です。
よく見ると「BELLA CITTA」ではなく「BELLA CITTÀ」になっています。
イタリア語なら「BELLA CITTÀ」が正しいのでした。
お詫びして訂正いたします（ページタイトルも修正しております）。
（2023年9月2日追記）
さらに追記します。
「長峰台」という町が、ドラマで「ベラチッタ(BELLA CITTÀ)」として使われたマンションの50メートルほど北に実在します（その町内にある中学校は神戸市立長峰中学校）。
ほたるのエントリーシートに記載された「永峰坂」の郵便番号「657-0911」（現在使われていません）は、実際にある「神戸市灘区長峰台」の郵便番号「657-0811」の数字を1つ変えたものなのかなと想像されるのです。
（2023年9月4日追記）
第15回のおしまい部分で美晴の住むマンションの名称が表示されていました。
美晴のマンションは「VISTA MONTAGNA」。こちらもイタリア語みたいです。
（2023年9月14日追記）
yopiさんがコメントに書いてくださってもいるのですが、いずれのマンションの看板もCGではなく実際に制作したものを取り付けているように見えてきました（特にVISTA MONTAGNA）。
また、ほたるが東京で一人暮らしするマンションの記事を投稿しましたのでご興味のある方はご覧ください（↓）。
（2023年9月21日追記）
コメント
ほぼ関係ないですが……
撮影している長峰坂を通ったときどちらもマンションの看板は実際に看板を変えていたというか、マンションの名前の上からつくった名前の看板を取り付けている？ような感じで名前を変えていました
いよいよドラマも折り返し地点ですね
yopi様
コメントありがとうございます。
確かに、ほたるのマンションの看板は、CGではなく実際に作ったものを取り付けているように見えてきていました。
そして美晴のマンション。こちらは実物を既設看板の上に付けているとしか見えません。
ご指摘いただき感謝します。
看板ですが、この程度ならCGを使うより大道具で対応したほうが楽なので、大道具と考えた方が自然です。
現場では表面にガッチャンコするだけで済みます
CGは取り付けるのが困難なモノ、場所だけです
とおりすがり様
コメントいただきありがとうございます。
は、とても参考になります。
的確なアドバイスに感謝します。