「ChemiWipes」(NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』)

シェアする

ドラマの小道具に関する短い記事です。

NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』(全5回・2021年4月24日~5月29日放送)第1回からの画像。
大学の研究室です。作業しているのは木嶋みのり役の鈴木杏さん。鈴木さんの前にある白い箱にご注目ください。
NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』第1回から

この箱です。
NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』第1回から
「Chemi」の文字があり、さらに後ろに文字が続いている感じ。
そうです、オリジナルはあの「キムワイプ」に他なりません。ということは、「wipes」と続くのか?

斜めから撮られた画像がありました(同じく第1回から)。かなり見えづらいのですが、パッケージの色使いもほぼ同じなのが分かります。NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』第1回から

製品名が書かれている部分を切り取ります。
NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』第1回から

斜めで見づらいので、文字の部分が見やすくなるよう補正します。
NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』第1回から
左は「Chemi」なのが分かっているので度外視して、右の方を読んでみると、果たして「Wipes」ではありませんか。
つまり「ChemiWipes」という製品なのでした。日本語の読みは「ケミワイプ」でいいのでしょう。

オリジナルの「キムワイプ S-200」(KimWipes)はこれ(↓。アマゾンから画像をお借りしました)。

キムワイプ 12×21.5cm /1箱(200枚入) S-200

第2回で、箱の側面全体を映した画像が得られました。
NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』第2回から

奥にある「ChemiWipes」を切り取ります。
NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』第2回から

どうやら「キムワイプ」の箱に「ChemiWipes」と印刷したシールを貼っているようですね。

最初の切り取り画像を再掲。
NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』第1回から

思い込みかも知れないのですが、文字の周りが少し違う色のように見えます。
もし印刷した紙を貼っているだけなのなら、「キムワイプ」の箱さえあれば、簡単に「ChemiWipes」を作ることが可能です。実際にやってみる人はなかなかいないと思いますが(笑)。


「ChemiWipes」の仲間を発見しました!

ドラマの小道具に関する短い記事です。 NHKプレミアムドラマ『白い濁流』の第2回から。研究室の中にいるのは伊藤淳史さん(好並一樹役)。向か...

NHKドラマ『白い濁流』(2021年)に登場した「ラブクラル」です。こちらにはS-200だけでなく、M-150も同名で「出演」しています。ご参考までに。

(2021年9月8日追記)