ドラマの小道具に関する短い記事です。
NHKプレミアムドラマ『白い濁流』の第2回から。研究室の中にいるのは伊藤淳史さん(好並一樹役)。向かって左にある四角い箱にご注目ください。
この箱です。「ラブクラル」と書かれています。
同じ「ラブクラル」と書かれた箱が別にあり、これは箱の大きさが違うようです。
先に示した「ラブクラル」は、上から見るとほぼ正方形で、こちらは横に長いタイプ。明らかに別物です。
そして、「ラブクラル」は、どんな欧文で書かれているのか、よく分かる映像が第3回にありました。すぐ上の画像と同様、横長タイプの箱です。
「ラブクラル」は「RUB CLAR」だったのでした。「M-150」の表記があります。
お気づきの方も多いと思いますが、これはどう見てもペーパーウエスのキムワイプ(日本製紙クレシア)のコピーですね。
これは横長の「キムワイプ M-150」。シート寸法が225×210mmで150枚入り。
こちらはS-200。最初の画像にあった「ラブクラル」のモデルとなった商品です。シート寸法が120×215mmで、200枚入り。当店で使用しているのはこのS-200です。
以前書いた【「ChemiWipes」(NHKドラマ『今ここにある危機とぼくの好感度について』)】もキムワイプの箱を使ったものでしたが、同様の商品があるとは全然知りませんでした。
キムワイプと「ChemiWipes」、そして「ラブクラル/RUB CLAR」を一ヶ所に並べた画像を見てみたいですが、それはきっと無理なのでしょう(笑)。
新たにキムワイプのコピー品を発見出来れば追記します。