「伍省堂書店」(朝ドラ『虎に翼』)

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ドラマのセットで使用される看板に関する短い記事です。マニア向け。

朝ドラ『虎に翼』第30回から。屋台店で買ったホットドッグを食べながら通りを横断する新聞記者の竹中(高橋努さん)とその同僚です。竹中らが歩いていく先にある店舗に注目します。ロケ地は「ワープステーション江戸」。野外型のロケ施設です。
朝ドラ『虎に翼』第30回から
切り取った画像。
朝ドラ『虎に翼』第30回から
ここからさらに入口の上に設置された看板部分を切り取ります。
朝ドラ『虎に翼』第30回から
漢字5文字の横書きは右から左に記されていて、「伍省堂書店」だと思われます。
右の縦書き4字は「和書漢籍」、左は「文學専門」ではないでしょうか。不鮮明な画像なのであくまで予想ですが。

店舗の正面、向かって右側に置かれた看板の画像(↓)。
朝ドラ『虎に翼』第30回から
中央は「日本文學大全集」のはず。左右の小さな文字は判読不能です。

「伍省堂書店」からは「三省堂書店」を連想します。同社へのオマージュと捉えるべきでしょう。

辞書・六法・教科書の三省堂(出版社)総合ホームページです。
三省堂書店は、もっと本と本屋を愉しむための次世代型書店です。

「伍省堂書店」の周囲にある店舗で名前が分かっているものを書き出してみました(小西軒の隣にある喫茶は店名ではないと思われます)。
朝ドラ『虎に翼』「伍省堂書店」周辺の店舗
書店ではヒロイン・寅子(伊藤沙莉さん)の六法全書を母・はる(石田ゆり子さん)が購入した「有閑堂書店」がすぐ近くにあります。
また、「有閑堂書店」にいた寅子と級友・花岡悟(岩田剛典さん)が不審な男たちに絡まれたのを記者・竹中が救ったのは「伍省堂書店」の「小西軒」の前。
この辺りはなかなか「濃い」場所です。