大阪府下でロケが行われた映画についての話です。
映画『ヒポクラテスたち』（1980年11月22日公開）は、京都の大学病院に学ぶ若者たちをいきいきと描いた青春映画。ストーリーをWikipediaから引用します。
ストーリー
荻野愛作は洛北医科大学の最終学年6回生。医学生の最終学年は臨床実習にあてられ、6〜7人のグループに分けられる。愛作のグループには、親が医者でなんとなく医大に進学した河本、医療への情熱に燃える大島、すでに妻子のある年長者の加藤、野球少年あがりの王、紅一点の優等生みどりがいた。同じグループになった愛作ら7人は様々な不安や問題を抱えながらも、臨床実習を通じて次第に医者の卵として成長していく。フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』「ヒポクラテスたち」から引用
ロケは京都市内が中心で、私も知っている場所がたくさんあったりしました。そして、多くはないものの大阪府下（吹田市）で撮影された場面がいくつかあり、それを紹介しているウェブサイトがあまりないようですのでここで紹介させていただきます。
まず、阪急電車吹田駅前です。
Googleストリートビュー（2018年10月撮影）だとこうなります。
駅へ続く地下道と横の喫茶店（映画では「コーヒーショップルナ」）も同じもののように見えます（「ルナ」は阪急十三駅東口に同じ名前のお店がありました。姉妹店と思われます）。
右は古尾谷雅人さんが演じる主人公・荻野愛作で、左は斉藤洋介さん（本田俊平役）。上の画像にある横断歩道を渡ってＪＲ（当時は国鉄）のガード下を歩いて行きます。これから二人してOB宅を訪問するのです。ちなみに、奥に見えるのは停留所に止まっている阪急バス。
場面は変わり、OBと連れ立って訪れた居酒屋です。暖簾には「赤ひげ」とあります。
この居酒屋も阪急吹田駅からそう遠くない場所です。どちらかと言うとＪＲ吹田駅に近いところ。
Googleストリートビューで示すとこのあたりになるはずです。映画に映っている店舗などは、同じ場所にはもうないようです。
OB宅のアパートも調べてみたのですが、難易度が高いのかさっぱり分かりませんでした。お手上げ状態です。この記事をご覧になった「あれは〇〇荘だ」とかの情報をお持ちの方、ぜひご教示ください。よろしくお願い申し上げます。