レコードジャケットに使用されたフォントの話です。
Tony Sciuto(トニー・シュート)「Island Nights」(アイランド・ナイト)のレコードジャケットに使用されていたフォントを調べてみました。
似たフォントが見つかりました。”Aggie”というフォントです。
そのまま使用するとこんな感じになります。
違っているのは左右にひとつずつある”t”の字。
ジャケットと同様に幅を狭くしてみました。
おそらく文字を人物にあまり近くなりすぎないようにと配慮したのだろうと想像されます。
好みの分かれるところなのでしょうけれども、ジャケットに採用された幅の狭い”t”で書いた方が私としては「おさまりが良い」と感じます。
“Tony Sciuto”と”Island Nights”の文字の大きさが実は異なっていて、3%ほど”Tony Sciuto”が大きいです。書いてみて解りました。
このトニー・シュート「アイランド・ナイト」が日本で流行っていたのは1980年の夏頃だったと思います。当時私は高校生でした。
ちなみに日本人男性で「しゅうと」という人は、この「トニー・シュート」という名前を聞いて「俺と一緒だ」とかやはり感じるのでしょうね。