「JUT」(朝ドラ『おかえりモネ』)

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ドラマの小道具に関する短い記事です。

朝ドラ『おかえりモネ』第89回からの画像。テレビ局「Jテレ」の気象班デスク・高村沙都子(高岡早紀さん)です。高岡さんの左にある機器にご注目ください。
朝ドラ『おかえりモネ』第8回から
機器というより、このシールです。少々分かりづらい画像で申し訳ありません。
朝ドラ『おかえりモネ』第89回から「JUT気象班」
「JUT気象班」と記されています。
「JUT」とは何なのか。
『おかえりモネ』をよくご覧になっているマニアの方には簡単過ぎる質問かも知れません。
「JUTはJテレのこと」が、一応の正解です。
では何の略なのか、です。
答えは過去の放送分にたくさん映っているのですが、これは第66回から。デスクに向かっているのは西島秀俊さん(朝岡覚 役)です。
朝ドラ『おかえりモネ』第66回から

朝ドラ『おかえりモネ』第回から「Jテレ」
Jテレは「JAPAN UNITED TELEVISION」。英文の頭文字を取って「JUT」なのでした。

ちなみに、ロゴマークにある「J」または「j」は、大文字のようでもあり、小文字のようでもあります。
文字からは判断は出来ませんが、いずれにせよ「j」に近い文字を日本列島に見立てたデザインで、このような形になったのではないのかと。つまり、上の〇部分が北海道で、下全部で北海道以外を表しているわけです。ちょっと強引な意見かも、ですが。

また、「JテレはNHKなのか民放なのか」は、視聴者それぞれが意見を持てばよいことなので、決めつけるようなことをここでは書きません。ただ、私としては「なんとなくNHKに近い放送局だな」と感じています。


気仙沼のウェザーエキスパーツ支社の画像です。机の上に「Jテレ/日本語の発音/アクセント辞典」という書籍が見えます(『おかえりモネ』第107回から)。
朝ドラ『おかえりモネ』第107回から
切り取って明るくしました。
朝ドラ『おかえりモネ』第107回から
こちらの世界では、NHKから出版されている「日本語発音アクセント辞典」を、民放のアナウンサーもお使いになっているそうなので、『おかえりモネ』のJテレは、そういう意味からもNHKのような放送局なのだろうなと思います。
(2021年10月12日追記)