ドラマのセットで使われる看板に関するごく短い記事です。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第5回から。岡山市内、朝丘町商店街にある「水田屋とうふ」です。右にある置看板のご注目を。
切り取りました。撮影時のレンズの影響で歪んでいるように見えますが、実際の看板はまっすぐに立っています。
同一の看板と思われるものが『わろてんか』にありました。大阪の街です。置看板は左の方ですが、とても小さいです。
切り取りました。
「御休處（処）」と書いてあります。
書かれている文字は異なりますが、土台になっている部分が同一であると思われるので、おそらく同じ看板です。
いずれも東映京都撮影所での撮影で、ここにずっとあるのだと考えるのが妥当でしょうか。少なくとも最近の朝ドラでは、大阪局のスタジオ内での撮影と思われる映像では見ませんでした。
引き続きこの置看板にも注目します。
ちなみに、屋根の上に設置されたこの看板は、朝ドラに限らずNHK大阪制作のドラマではよく使われる看板です。
前々回の『スカーレット』では、信楽にある「谷中陶業」の看板として使われていました（『スカーレット』第6回から）。
看板の部分を切り取ります。
『カムカムエヴリバディ』の「水田屋とうふ」看板を再掲。
書かれている内容や色は異なりますが、同一の看板で間違いありません。
詳しくはこちらをご覧ください（↓）。
朝ドラの看板本体や枠が別の看板として使い回しされることに、前回の大阪制作である『まんぷく』を観ている時にはほとんど気づきませんでした。
『な...
2019-10-07 20:47