ドラマのセットで使用される看板に関する短い記事です。マニア向け。
朝ドラ『ブギウギ』第91回から。戦後の東京です。画像右下の看板に注目します。
切り取りました。
右から左へ「場書房」と書いてあります。一番左は何かの紋様。「場書房」だけではなく、さらに右側に文字があるだろうと想像させます。
この看板は、すでに第30回で登場していました。
切り取って明るくした画像です。
「中●場書房」とあるのが読めます。文様は左端だけでなく右端にもあるようです。
もう少し分かりやすい画像が番組公式Xにありました。
「中傳場書」の文字が確認出来ます。なので看板に書かれているのは「中傳場書房」。
「傳」は「伝」の旧字体です。
読み方は「なかでんじょう書房」か「なかでんば書房」なのでしょうか。あるいは「ちゅうでんじょう書房」か。ちょっと分かりません。
大阪局で制作される朝ドラの看板では今まで見たことがないので、今回初登場なのだと思われます。
また、「中傳場書房」の看板と思われる別の看板が第95回で映っていました。おミネ(田中麗奈さん)の後ろにある、下の部分がちらっとだけ見えている看板。
この看板です。
「房」の字に見えるのですが、先に引用した横長の平看板とは書体が異なるようです。
横長の平看板画像を再掲します。
かなり横長の平看板で、全体が正面から写されることはなかなかないだろうと思うのですが、もう少し分かりやすい画像を見たいところです。
縦長のも含めて、引き続き「中傳場書房」の看板をチェックします。