『あすか』で使われていた置看板(NHK連続テレビ小説)

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ドラマで使用された看板に関する短い記事です。

連続テレビ小説『あすか』(1999年10月4日~2000年4月1日放送)総集編をNHKオンデマンドで観ておりましたら、東京制作の朝ドラでよく使用される置看板と非常によく似た看板が出てきたのでウレシがって記事にします。
連続テレビ小説『あすか』総集編第3回

「逢坂屋」と書かれた電飾の置看板です。
「逢坂屋」置看板(連続テレビ小説『あすか』総集編第3回から)

まず『ひよっこ』第36回から。「あかね坂商店街」にある「茜」という料亭の看板にご注目を。
『ひよっこ』第36回から

屋根の様子と表示面の形状、そして土台の部分が若干違っています(「逢坂屋」看板は脚の部分が長いのです)が、他は驚くほど同じです。
『ひよっこ』第36回から「茜」置看板

『ひよっこ』では「安倍米店」の隣にある「天華」という天ぷら料理のお店の看板でもありました(第46回から)。
『ひよっこ』第46回から
『ひよっこ』第46回から

また、『半分、青い。』では、「清流」というお店の看板として(第4回から)。
『半分、青い。』第4回
『半分、青い。』第4回から「清流」置看板

そして同じく『半分、青い。』で「時鮭」の置看板としても使用されていました。
『半分、青い。』第37回
『半分、青い。』第37回から「時鮭」置看板

他に使いまわしがあればここに追記します。
それにしても『あすか』は大阪制作、一方『ひよっこ』『半分、青い。』は東京制作の朝ドラで、両方でひとつの看板を使ったりすることはあまりないような気がするので意外でした。


NHKオンデマンドで『ちゅらさん』を観ておりましたところ、見つけてしまいました。
朝ドラ『ちゅらさん』第37回から

第37回からです。沖縄料理店「ゆがふ」の電飾置看板が、同じ看板であろうと思わせる形。もっとはっきりと足元まで写った画像を探してみます。

(2020年2月22日追記)


『ゲゲゲの女房』でも確認出来ました(第86回から)。
朝ドラ『ゲゲゲの女房』第86回

(2020年3月9日追記)


2020年4月に始まった朝ドラ『エール』にも登場です(『エール』第30回から)。『半分、青い。』の「日本料理店 清流」のまま。ウレシイ。
朝ドラ『エール』第30回から

右下に少しだけ見えています。↑

一覧にするとこうなります(『あすか』の「逢坂屋」は非常に似ているものの別の看板かも知れないのでここでは省いております)。

『ちゅらさん』 沖縄料理店 ゆがふ
『ゲゲゲの女房』 深大寺 茶屋 みなみ
『ひよっこ』
『ひよっこ』 江戸前天麩羅 天華
『半分、青い。』 日本料理店 清流
『半分、青い。』 小料理 時鮭
『エール』 日本料理店 清流

少なくとも5つの朝ドラに出ているということで、実によく頑張ってくれている看板であると言えそうです。


『天花』(2004年上半期)では、「ひとよし庵」の看板として使われていました(第29回から)。
朝ドラ『天花』第29回から

(2021年4月25日追記)


現在放送中の『ちむどんどん』でも東京にある沖縄料理店「あまゆ」の看板として使用されます。画像は第6週の予告編から。
朝ドラ『ちむどんどん』第6週予告編から
朝ドラ『ちむどんどん』第6週予告編から

(2022年5月13日追記)