「サスペンスデッドゲーム」(野球用語)

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野球のルールについてのごく短い話です。「勘違い」という新カテゴリーに入れました。

野球のルールに「サスペンデッドゲーム」(英: Suspended game・一時停止試合)というのがあります。
小学生の頃から、(少年向けの本を読んで)用語とだいたいの意味は知っていたのですが、用語そのものを間違えて覚えておりました。
どのように間違えて覚えていたのかというと、「サスペンデッドゲーム」ではなく、「サスペンスデッドゲーム」としてです。
小学生の自分には「サスペンデッド」(Suspended)という語彙がなく、「サスペンス」+「デッド」ゲームと脳内変換していたのでしょう。
私が当時読んだ書籍には、「サスペンデッドゲーム」と決められるのは「日没」が大きな理由であるように記されていて、「日が暮れる」→「夜」→「サスペンス」と自己流で解釈していたのだと思います。「デッドボール」(死球)という用語もあるし。
いつの頃か間違いに気づいたものの、しかし「あれはやっぱりサスペンスデッドゲームだ」というように今でもどこかで思っています。当然間違っているのですが。

“サスペンスデッドゲーム”でネット検索すると結構ヒットするので、「自分だけでなかった」と安心したりします。
「サスペンデッドゲーム」を「サスペンスデッドゲーム」で覚えたまま大人になってしまった人も、たぶんある程度の割合でいるのだと思います。

「サスペンデッドゲーム」を「サスペンスデッドゲーム」だと間違えて覚えていたということを書いている人がいないようなので私が書きました。