「シャトー」ではない喫茶店(朝ドラ『てるてる家族』)

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ドラマのセットについてのごく短い記事です。

朝ドラ『てるてる家族』第8回から。結婚後初めて2人で映画を観に行ったヒロイン冬子たちの両親です。ここで照子(浅野ゆう子さん)は、春男(岸谷五朗さん)にテレビ付き喫茶店を持つ夢を真剣に語るのでした。昭和28年(1953年)で、梅田あたりの喫茶店。
朝ドラ『てるてる家族』第8回から
照子はここのコーヒーについて「まずい」と言っていたのですが、内装については自分で喫茶店を開く際に、ある程度はこの店を参考にしたのだろうと想像されます。

同じ喫茶店が第48回でも映っていました。同じテーブルに座っているのは冬子(石原さとみさん)と通夫(大村崑さん)、浪利(杉浦太陽さん)です。人形浄瑠璃を観にいった帰り。先の引用画像の時から10年経過した昭和38年(1963年)です。
朝ドラ『てるてる家族』第48回から
店内の様子はほとんど変わっていません。

昭和レトロの雰囲気で、今なら逆に人気が出そうなお店ではあります(店名が出ないので、その点がちょっと残念)。