ドラマの小道具として使用されたポスターに関する短い記事です。
朝ドラ『てっぱん』第92回から。壁に貼られたポスターにご注目ください。
このポスターです。一見して芝居のポスターなのかなと思われます。
不鮮明な画像を持ってきてしまい申し訳ありません。
同じ場所でもう少しだけハッキリ見える画像が得られました。第31回から。
「市川雪次郎」と書いてあるようです。
以前書いた、この場所に貼られていたポスターの「市村雪之丞」と名前が似ています。
『あすか』第118回に、非常によく似たポスターがありました。場所は通天閣そばの飲食店。
同一のものではないのですが、写真が共通で、文字部分がソックリなので同類の「市川雪次郎劇団」ポスターと判断してよいでしょう。
「当代随一の人気劇団が初春に、魅せます!」「お正月豪華公演」「寿楽劇場」「通天閣西へ徒歩5分」の文字が確認出来ます。
そして勘亭流で書かれた一番大きな文字は、「市川雪次郎」ではなく「布川雪次郎」と書いてあるように見えます。
ちなみに、これに続く場面です。扇屋一心堂で先輩職人だった鶴見淳(福本伸一さん)と話をするヒロインあすか(竹内結子さん)。
淳の後ろにはまた芝居のポスターが。これもチェックします。
切り取りました。
見えている大きな文字は、「●●助劇団」「弁天座」でしょう。
表から映っている場面がありました(ここまで全て第118回)。
ポスター部分を切り取ります。
「●●助劇団」は、「竹村市之助劇団」なのでした。多分他でも使用されているはずです。
そして、「弁天座」は『てっぱん』で貼られていたポスターにありました(再掲)。
非常に分かりづらい画像で恐縮です。一番下の右に「弁天座」の文字があります。
架空の芝居小屋の名前を使い回ししているのが、マニアにとってはたまらないところなのかも知れないですね。