「金がないから何もできないという人間は、金があってもなにもできない人間である」貼り紙

シェアする

朝ドラの小道具として使われた貼り紙に関する話です。

NHKオンデマンドで過去の朝ドラを観ておりましたら、気になる貼り紙を見つけてしまいました(『べっぴんさん』第6回から)。
朝ドラ『べっぴんさん』第6回から
左右いずれの貼り紙も上の部分が切れていて読めない文字があります。
左の貼り紙には、
「~いから何もできない
という人間は
~ってもなにもできない
人間である」
とあります。
右は「身仕舞を正しく」の貼り紙

左の貼り紙に書かれている文字はネット検索するとすぐに判明です。
「金がないから何もできなという人間は、金があっても何もできない人間である。―小林一三」
小林一三は阪急東宝グループの創業者。
『べっぴんさん』に出てくる「大急百貨店」のモデルは阪急百貨店なので、この貼り紙は一種の伏線ととらえるべきだったのかも知れません。
本放送時に私は全然気づきませんでしたが。そしておそらく多くの視聴者もそうだったのだろうと思われます。