ドラマのセットで使用される看板に関する記事です。
大阪放送局で制作される朝ドラで、「ビタカロン」の看板はメジャーな部類に入るのだと思っております。
現在放送中の『おちょやん』でも使われましたし、ひとつ前の『スカーレット』、さらにひとつ前の朝ドラ『まんぷく』でも使われていて、「ビタカロン」の看板は言わば定番のようになっています。
（↑『おちょやん』第20回から↓）
看板には、
「榮養失調症に
ビタカロン」
と書いてあります。
（↑『スカーレット』第22回から）
（↑『まんぷく』第8回から）
「ビタカロン」の看板がいつ頃から使われだしたのかは分からないのですが、大阪制作の朝ドラ『純ちゃんの応援歌』（1988年/昭和63年度下半期）で使われていたのが確認出来ました（第18回から。左はヒロイン純子を演じる山口智子さん。右は幼少期の雄太）。
真ん中の汚れている部分がとても似ていて、「もしかすると同じ1枚の看板なのかも」と思ってしまいます。実際のところは分からないのですが。
「ビタカロン」看板は、現在放送中の『カムカムエヴリバディ』でも使われています。画像は第27回から。場所は岡山市内にある豆腐店「水田屋とうふ」のすぐそばです。
（2021年12月7日追記）
追記です。
画像は手元にないのですが、「ビタカロン」の看板が『オードリー』（2000年度下半期）で使用されていたのを確認しました。
場所は「西太秦駅」（実際は御室駅）の壁。
（2023年11月29日追記）