「CAFE」袖看板(大阪制作の朝ドラ)

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ドラマのセットで使われた看板に関する短い記事です。

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第44回から。昭和37年(1962年)の大阪・道頓堀です。中央の建物に設置された袖看板にご注目を。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第44回から
切り取りました。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第44回から
縦書きで「CAFE」とだけ記されています。いわゆるネオンサイン。

前回の大阪制作である『おちょやん』で先に出演していました(『おちょやん』第41回から)。同じ大阪・道頓堀にあった「福富楽器店」に設置されていました。
朝ドラ『おちょやん』第41回から
『カムカムエヴリバディ』の「CAFE」看板と比較してみると、一番上の部分に何もない点が異なっているかな、くらいです。

そして『おちょやん』の「CAFE」看板は、金属類回収令により、供出されていきました(いずれも第81回から)。朝ドラ『おちょやん』第81回から
朝ドラ『おちょやん』第81回から
看板としては悲しい運命を辿ったわけですが、次の朝ドラで見事復活を果たしたわけです。

それにしても『カムカムエヴリバディ』では、前作の『おちょやん』からやってきた看板が実に多いなと感じます。
きっと同じ道頓堀だからなのでしょう。