明治コーヒービートのフォント

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お菓子のパッケージに使用されたフォントに関するごく短い記事です。

Illustratorでフォントをあれこれ触っていたところ、Futura Blackは自分が知っているお菓子に使用されているのではないかと思い、確認してみました。

コーヒービート 32gのページです。株式会社 明治は、ヨーグルト・チーズ・牛乳などの乳製品、チョコレート、栄養食品など、おいしさと栄養価値にこだわった商品・サービスを提供しています。

Futura Blackが使用されているのではないかと思ったお菓子というのは明治のコーヒービートです。
さっそくFutura Blackで書いてみるとこんな感じです。
明治コーヒービートをFutura Blackで書いたもの
「そのまんまだ!」と感動してしまったのですがそれは早合点で、コーヒービートで実際使われている文字はもっと縦長になっています。
そして一番分かりやすいのはCの形が違っている点で、これはFutura Blackのオリジナルとは少々異なっています。
試しに小文字cで書いてみて分かったのですが、コーヒービートの文字はこの細く書かれたcの右下の部分をそのまま右上の部分にも適用したという感じで書かれています。
小文字cをFutura Blackで書いたもの
(小文字cをFutura Blackで書いたもの)

小文字oの部分は、コーヒー豆を模して書かれていて当然Futura Blackのオリジナル文字とは異なります。

「明治コーヒービートのパッケージは、Futura Blackかそれと非常によく似たフォントで書かれている」。
覚えておく必要はありませんが、「コーヒービートの文字はこれに近いフォントで書かれているのです」とPCの画面でシャッと出してみたら自慢出来る、かも知れません。
「ふーん。そうなんだ」という冷ややかな反応しかないような気もいたしますが。