コロンブスレコード文藝部(文芸部)のラジオ

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朝ドラの小道具についての短い記事です。

『エール』第65回から。主人公裕一が勤める「コロンブスレコード」の文藝部(文芸部)に置いてあるラジオが以前から気になっておりました。ドラマでは昭和11年(1936年)という設定です。
朝ドラ『エール』第65回から

このラジオは朝ドラで初めて見たような気がします。
朝ドラ『エール』第65回から

この場所には、違ったラジオが置かれていました。同じ時期(1936年)の「コロンブスレコード」文藝部内です(『エール』第64回から)。
朝ドラ『エール』第64回から
朝ドラ『エール』第64回から
上のラジオ(第65回)とは明らかに違っています。

また、第61回では第65回と同じラジオが使われていました。どうやら第64回で使用されたラジオはピンチヒッターのような使われ方のようです。
朝ドラ『エール』第61回から

一視聴者には理由など全く分からないのですが、こういうのを見つけるのも結構楽しかったりします。
この「代打ラジオ」が他の朝ドラに出てきたりすると、また喜んだりするのでしょう。

ちなみにこの場所に置かれているラジオは、1931年(昭和6年)のある時ではこれでした(『エール』第44回から)。
朝ドラ『エール』第44回から

小道具のラジオひとつにしても、実に気を配って置いているのが見て取れます。