ドラマの小道具に関する短い記事です。マニア向け。
東京制作の朝ドラでは、知る人ぞ知る「ヒマタン」の製品群。
『ちむどんどん』第98回で、新商品らしき容器が映っていました。場所は「山原村共同売店」。黄色い「ヒマタンクレンザー」の左下にある容器にご注目を。
切り取って少し明るくしました。不鮮明な画像で申し訳ありません。
この容器が600㎖入りの漂白剤であるのはほぼ間違いないのですが、ラベルの一番上にあるマークが「ヒマタン」マークにソックリなのです。
比較する為に引用する静止画像は、『おかえりモネ』第18回から。場所は気仙沼の居酒屋で、カウンターで飲んでいるのは、ヒロイン百音の父・耕司（内野聖陽さん）と、亮の父・新次（浅野忠信さん）。カウンター内、新次の前あたりに置かれているプラスチック容器の醤油ボトルに「ヒマタン」のマークがあるのでした。
切り取りった画像です。文字は「うゆ」しか読めませんが、ここは「しょうゆ」のはず。「う」の左上にある丸いマークが「ヒマタン」のもの。
第98回の漂白剤画像を再掲。やっぱりよく見えない画像です。
よく見えない画像ですが、同じマークかとうか判断するのに「これは全然違う」とはならないと思います。むしろ「よく似ている」と感じる人が何割かいらっしゃるのではないかと考えるのですが。
この漂白剤は、山原小学校の給食室で既に映っていました（第92回から）。
切り取った画像です。
「山原村共同売店」の漂白剤画像を再々掲。
同じ製品で、「ヒマタン」の漂白剤だと思われます。
もう少しハッキリ見える鮮明な画像が期待されるところ。
ちなみに、「共同売店」に置かれたこちらの漂白剤は、東京制作の朝ドラでは非常によく登場します。
「ヒマタンクレンザー」や「ヒマタンスーパークレンザー」等と「共演」することが実に多いのですが、「ヒマタン」製品ではないようです。そのせいか、常連の小道具でありながら「ヒマタン」の陰に隠れるような存在で、ちょっと申し訳ない感じ。
この漂白剤の比較的大きな画像です（『ひよっこ』第90回から）。
使用している容器に注目すると、イオンのプライベートブランド「TOPVALU」の容器を流用しているように見えます。
左は給食室の画像にも映っていた「スーパーヒマタンクレンザー」。「TOPVALU」の容器を流用していると思われる漂白剤は、「ヒマタン」製品との「共演」が本当に多い製品です。
「ヒマタン」に関してはこちらをご参照ください（↓）。
