ドラマのセットで使用される看板に関するごく短い記事です。マニア向け。
朝ドラ『カムカムエヴリバディ』第32回から。戦後の岡山市内です。左上に少しだけ見えている看板にご注目を。
切り取ります。赤い文字がちらっと見えています。
この看板は、大阪放送局で制作された前回の朝ドラ『おちょやん』で、「ほていパン」の看板として使われていたものの流用です。画像は、番宣番組「もうすぐ!連続テレビ小説『おちょやん』」から。
看板部分を切り取ります。
この立体的な看板の左下部分が、『カムカムエヴリバディ』で映っていたのでした(再掲)。
文字だけで言うと「パン」の「ン」の一番下だけが確認出来るのですが、枠の部分が同じなので、これだけでも同じ看板であることはまず間違いのないところ。
『おちょやん』の「ほていパン」の建物は、『カムカムエヴリバディ』では戦火に遭う前の「ディッパーマウスブルース」の建物として使われていました。
「建物だけ再利用されて、看板は使われていないのだろうか」と少しだけ気になっていたのですが、看板もちゃんと『カムカムエヴリバディ』で使用されていて、少しだけウレシイです。結構予算がかかっていそうな看板なのにもかかわらず、『おちょやん』本編ではほとんど映っていなくて、「もったいないなあ」と思っていたのでした。
でもたったここだけの登場では、やはりなんか看板がかわいそうな気もします。
再登場の際にはウレシがって追記します。