大阪で制作されるNHK連続テレビ小説のセットで使用される階段に関する話(の3回目)です。
朝ドラ『おちょやん』第21回から。「カフェーキネマ」のすぐそばにある階段にご注目ください。
石の階段です。段数は10。
とても似た階段が同じ大阪放送局で制作された『マッサン』にありました(↓いずれも第15回から)。
違うアングルから撮られた画像ばかりで決め手に欠けるのですが、一番下の画像を見ると、段数は10で同じなのが分かります。おそらく同じ階段でしょう。
そして、上からこの階段を見ると意外とフラットな面なのだなと感じます。
『マッサン』で階段の形状がもう少しよく分かりそうな画像がありました(第49回から)。
そして『おちょやん』の階段を別のシーンから(第21回)。
切り取ります。石のつなぎ目に規則性があるのに気づく方も多いことでしょう。
こうして見ていると、同じ階段にしか思えなくなってきます。
(2021年1月20日追記)
追記です。とても似た階段が『わろてんか』にありました(いずれも第150回から)。
手すりありバージョンで、かつ段数が少し多いようなので、もしかすると同じものかも、くらいに考えておくことにします。
(2021年1月30日追記)
『ごちそうさん』(2013年度下半期)でも使われていたようです。「うま介」のすぐそばにあった階段。
(2021年2月10日追記)
『ごちそうさん』では、ヒロイン・め以子の実家が経営している「開明軒」のすぐそばにもあったのでした(『ごちそうさん』第1回から)。
(2021年2月21日追記)