ドラマの小道具として使用されるビールについての記事です。
朝ドラ『おちょやん』第15回から。ヒロインが働く芝居茶屋「岡安」の中です。
入口付近の置かれたビール瓶が気にならないでしょうか。
切り取りました。
ラベルに見覚えがないので、これから探すことになります。少なくとも私は初めて見ました。
真ん中の丸いのは朝日を表したイラストなのでしょう。
東京制作の朝ドラで使われる「ヒノデビール」とは別物のようですが。
このビールは第9回で既に出演していました。
天海天海亡き後、一座をどうするかという事を話している席です。左手前に同じビール瓶があります。
そこそこ大きく映っているのですが、横からということもあり、ラベルの文字が全く読めません。
引き続きこのビールに注視したいと思います。
同じ第15回でもっとよく見える場面がありました。
ラベルの一番左から上向きに書かれているアルファベットに「BEER」の文字があるようです(2語目)。その前が5文字に見えるのですが、やっぱり分かりません。図柄からは「ASAHI」が最もしっくりくる名前ですが、それはありえないでしょう。
実はこの「何て書いてあるんだろう?」と考えている間が結構楽しかったりするのです。でも早く知りたい。
(2020年12月19日追記)
『おちょやん』第21回からです。千代が働き出した「カフェーキネマ」の店内。やっぱり同じビールが出されています。
肝心のラベルは不鮮明で文字が読めません。残念。
(2021年1月4日追記)
『おちょやん』第25回で銘柄が判明しました。
正解は「YU-HI BEER」でした。かなり意外です。
「岡安」の中のビールを再掲します。
こうして正解が分かってしまうと、この瓶のラベルに書かれている文字も「YU-HI」に見えてくるのです。これって面白いですよ。
(2021年1月8日追記)
『おちょやん』第38回からです。
ラベルがかなり鮮明に映っていました。
瓶の部分を切り取って真っすぐにして、明るくしてみました。
外側は「OSAKA BEER JAPAN・YU-HI BEER・DAINIPPON BREWERY」で、夕日マークと富士山プラス波のイラスト(葛飾北斎 富嶽三十六景)の下は「YU-HI BEER」。
その下に赤で4文字ありますが判読出来ません。「登録商標かな?」と思いますがどうでしょう。
赤4文字の下は黒で「SPCIALLY BREWED FOR EXPORT」、一番下が右から左への横書きで「麦酒」。
「SPCIALLY」は「SPECIALLY」の誤記と思われ、最近あった缶ビールのスペルミスを連想してしまいます。こんな細かいところまで見ている人は普通いないので申し訳ない気分です。
(2021年1月27日追記)
『おちょやん』の公式Twitterに非常に鮮明な画像がありました。お借りします。
Twitter 朝ドラ「おちょやん」放送中さん から引用
大きな英字部分は、DF円楷書というフォントを使用しています。多分最も太いW10。そして、フォントのオリジナルと比較すると、文字の幅をかなり細くしています。
また、一番下の「麦酒」は極太明朝体でしょう。
(2021年2月18日追記)