ドラマの小道具に関する短い記事です。マイナーな話。
NHK特集ドラマ『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』(全1回・2024年8月15日)の静止画像です。主人公の少年・拓人(中須翔真さん)が自宅にあるノートパソコンで地元「花林市」で太平洋戦争の空襲で亡くなられた人について調べるシーン。
画面に大きく映った「Quuest」は、検索エンジン「Google」を連想させます。2024年が10年後という設定の世界なので、2014年の設定。
「Quuest」は、おそらく英語の「Quest」に「u」を1文字加えたドラマ内で使われる架空の検索エンジン。英語の「Quest」は、名詞としての意味が「探求、探求者」等なので検索エンジンの名前らしいと納得出来ます。読み方は「クーエスト」でしょうか。
ちなみに、NHKドラマでは「Saagle」(サーグル?)という強力な検索エンジンが既にあるのですが、このドラマの設定が2014年なので、以前は皆「Quuest」を使っていたということなのかも。
文字ごとに色を変えているのも「Saagle」と同じで、そのパターンも全く同じです。「Quuest」みたいな感じ。もともと「Saagle」が本家「Google」に似せているというのも影響しているはず。
さらに、NHKを含め、民放でも使われる検索エンジンに「Cyilavell」(シラヴェル?)というものがあり、こちらもメジャーになりつつあります。
「Saagle、Cyilavell、Quuestのうち、どれが好み?」で人気投票をしてみたい気もするのですが、あまりにもマイナーな話なので、アンケート自体が成り立たないよう感じがします。