Excelのシリアル値44444の日(1900年基準)

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パソコンのソフトに関係した話です。

電話口で本人確認のため自分の生年月日を伝える際、昭和を使うか西暦かで迷ったりすることがあります。
他の選択肢は今のところないのですが、「これExcelのシリアル値で言ったら5ケタで済んで便利なのにな」と考えたことがありました。実際に使ってみたら(確認等で)逆に手間が増え、また間違っていても気づかない恐れがあり、実用的でないのは明らかなのですけれども。

で、午前中Excelを使っていた時に「今日はいくつなんだろう」と見てみると、「2021年8月25日」は「44433」と出ました。
となると、ゾロ目である「44444」は「9月5日」。11日後にやって来るわけです。

ただ、Excelのシリアル値は、基準をどの日にするかで異なります。基準日が1900/1/1なのか1904/1/1なのか、2通りあるのです。私がここで「44444」と書いたのは基準日が1900/1/1の場合。1904/1/1基準はマッキントッシュ版のExcelがかつて採用していたもので、日付の互換性についていろいろ問題があったりするようです。いずれにしても、シリアル値によって日付が一意に決まるものではないということを、今回学びました。


Excelとほぼ同じ機能を持つLibreOffice Calcをたまに使うのですが、StarCalcの場合、「44444」は「2021年9月7日」と2日ずれるようです。
(2021年9月4日追記)