朝ドラ『なつぞら』「週刊文夏」の記事

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朝ドラ『なつぞら』第97回で使用された小道具、「週刊文夏」の記事本文の内容が全部分かったので文字にします。

朝ドラ『なつぞら』第97回から

東洋動画初の女性原画マン

北海道で育ち、小さい頃から絵を描くのが好きだった奥原さん。小学生の時、漫画映画と出会う。東洋動画が立ち上がった翌年昭和三一年、高校を卒業し臨時採用試験で漫画映画の色をつける仕上げ課に入社し「白蛇姫」を制作。その後、内部試験を経てキャラクター等を細かく動かす動画担当になり、「わんぱく牛若丸」に参加。三四年の短編映画「ヘンゼルとグレーテルと魔法の森」では台本のイメージからキャラクターを作り上げ、動きを動画担当に指示する原画を担当。東洋動画初の女性原画マンとして活躍中。

子供が夢中になる漫画映画を!

長編漫画映画の制作期間はおよそ一年。一秒につき必要な画は一二枚、そのうち多い時で五枚は原画担当が描くという。登場する人物や動物の画を何千枚と描く奥原さんにとって原画を描くことは「キャラクターに最初に命を吹き込む大事な作業」だという。そんな彼女の夢は素敵な漫画映画を作る事。「子供が夢を見るように夢中で見て、大人になっても醒めない夢になっていればいいなと思います。今の私が、北海道を出てから七年、そんな風に子供の頃の夢を見続けているようにです」と微笑んだ。

ー 朝ドラ『なつぞら』第97回の「週刊文夏」の記事から引用

朝ドラ『なつぞら』第97回から
この記事が載った「週刊文夏」の表紙はこうなっていました。
こういう風に小道具も手抜きせずに作られているのを見るといつも感じるのですが、朝ドラって実にすごい番組だなと思います。
昔と違い細かいところまで見え過ぎてしまって仕方がないので、というところもあったりするのでしょうけれども。
番組が終わって余っていたら1冊下さい(笑)。