「シルク白粉」看板(朝ドラ『おちょやん』)

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ドラマのセットで使用されている看板に関する短い記事です。マニア向け。

朝ドラ『おちょやん』第41回から。場所は大阪・道頓堀、時は昭和3年(1928年)という設定です。左の大きな看板にご注目ください。
朝ドラ『おちょやん』第41回から

この看板です。左に「~ク白粉」と書かれています。その右にある1字は「質」のような。
朝ドラ『おちょやん』第41回から

同じ看板が映された画像がありました(第8回から)。1916年(大正5年)の道頓堀です。
朝ドラ『おちょやん』第8回から

左上に非常に小さく映っていました。
朝ドラ『おちょやん』第8回から
「美の常(?)/シ~」と書いてあります。上の画像と合わせて考えると、左の大きな文字は「シルク白粉」ではないかなと。
そうすると、右は文字数から「美の常(?)〇質」になるはずなのですが、上手く考えられません。
そのうちに他の部分が見えるかも知れないので、気長に待つことにします。


訂正です。
右の小さな文字は左の大きな字と比べると長さ比で7割くらい。ですので左が「シルク」だと右は全部で4文字で、「美の常(?)質(?)」になるはず。
しかし「美の常質」では意味をなさないので、ここは「美の賞贊(賛の旧字体)」ではないかと。
(2021年2月2日追記)


『おちょやん』第44回でまたこの看板が映っていました。
朝ドラ『おちょやん』第44回から
やはり「シルク」で合っています。
そして「美の」の下も「賞」で間違いないでしょう。
(2021年2月5日追記)