ドラマのセットで使われる看板に関する短い記事です。
朝ドラ『虎に翼』第1回から。通りに置かれた看板に注目します。
「古書買入」と書かれたこの看板。
見えづらい面の下の方には「宗文堂」と書かれているのですが、その上にある文字は読めません。
「宗文堂」の同じ看板がNHKドラマ『軍港の子~よこすかクリーニング1946』(2023年8月10日放送)で使われていました。
【あらすじ】
戦後の神奈川県横須賀。自分たちの力だけで生き抜くしかない戦争孤児たちは、米兵の靴磨きやたばこ拾い、時に犯罪に手を染めていた。が、あるきっかけで「クリーニング」の仕事に出会う。犯罪ではなく汗を流して働き、人に感謝されてお金を稼ぐ。自分たちが“生きていても良い”と思える経験によって、孤児たちは笑顔を取り戻し始...
後ろ姿の男性は『虎に翼』でヒロイン・寅子(伊藤沙莉さん)の父・直言役の岡部たかしさんです(川合雄造 役)。
「宗文堂」の看板を切り取った画像。
『虎に翼』では見えづらかった面には「古本賣買(古本売買)御書物處(御書物処)宗文堂」と書かれていたのでした。
ロケ地はいずれも屋外型ロケ施設「ワープステーション江戸」。
置かれていた場所は少しだけ違っていて、『軍港の子~よこすかクリーニング1946』ではドラマで実際にある店舗の看板として使われていたようですが、『虎に翼』では「宗文堂」店舗はなく、置看板だけがあるという状況でした。
『虎に翼』で「宗文堂」の置看板周辺をGoogleの航空写真で名前を入れて示した図です。あんこう鍋の「神田」と「富屋」(何の店かは不明)の間あたりに「宗文堂」の看板は置かれています。
(↑この画像は適宜修正します)
古書店「宗文堂」について他に分かったことがあれば追記します。