ドラマの小道具に関するごく短い記事です。
朝ドラ『おかえりモネ』第110回から。気仙沼中央魚協組合の事務所入口です。壁に立てかけられた段ボール箱にご注目を。
切り取りました。
「海の幸/（高）級海苔」と書いてあります。「見覚えのある段ボール箱だ」とお気づきになった方も多いのではないでしょうか。
『おかえりモネ』第59回から。鮫島選手が練習場所に使わせてもらっている「縦縞乾物商店」の社屋です。フォークリフトに乗せられた段ボール箱が同じものなのでした。
小さくて分かりづらいので、比較的大きく映っている場面の画像を（第61回から）。
「海の幸/高級海苔」の下に「縦縞乾物商店」の文字があります。
気仙沼中央魚協組合の入口に置かれた段ボール箱を再掲。
同じ段ボール箱なのですが、悲しいことに（?）「縦縞乾物商店」の名前の部分がはがされています。でもこれは仕方のないところでしょう。「縦縞乾物商店」の名前が出て来ると、変にややこしくなりそうな気がします。
そして、この「海の幸/高級海苔」と「縦縞乾物商店」の部分は、段ボール箱に印刷されたものではなく、シールを貼ってそれらしく見せているのが分かってしまいました。コスト的にはこちらの方がきっと低く抑えられるので、合理的と言えば合理的です。普通にドラマを視聴している限りはまず分かるものではありません。
あら捜しをしているのではないのですが、気づいてしまったので書いてしまいました。