西淀川支店と西淀支店

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看板とはほとんど関係のない話。地元ネタです。

西淀川という地名は、「西」+「淀川」から付けられた大阪市の区の名前です。

1925年4月1日の大阪市第二次市域拡張により、西成郡鷺洲町・千船町・稗島町・伝法町・歌島村・福村・川北村が大阪市に編入され、西淀川区が新設発足した。区名については、当初の案では「下淀区」、次いで「姫島区」が答申されたが、最終的には西淀川区に決定した。

(Wikipedia『西淀川区 歴史』から引用)

そもそも新淀川が現在の西淀川区のあたりに流れていなければこの名前になっていなかったはずで、仮にそうだったならどんな名前になっていたのだろうと想像すると、それはそれで結構楽しいものです。

店舗や工場の名称に「西淀川支店」や「西淀川工場」の文字がつくのを目にすることが多いのですが、中には「西淀支店」「西淀工場」という名称のものもあり、勿論意味はわかるのですが、どこか釈然としないものを感じる時があります。
「西淀ではなく西淀川ではないのか」というツッコミなのですが、もしかするとそれは的外れではないのか。
「西淀中学校」や「西淀病院」という名前の学校や病院があるのだから。
学校や病院、また会社やお店などがどのような名前をつけるのかには何も文句はありません。
ただ、「西淀支店」「西淀工場」は、ちょっと待ってくれよと言いたくなる時があるのです。
「ここは西淀川やで」と。
「省略せんと西淀川支店とか言うて」と。

それでも「西淀川支店」「西淀川工場」となると、どこかちょっと長いような気もします。
「べつに『西淀支店』『西淀工場』が絶対アカンわけと違う」。
「どっちやねん?」と言われそうですが、「西淀支店」ではやはり何かが足りない気がして(『略さんといて!』と言いたくなる)、「西淀川支店」では「冗長」までは行かないけれども、それに随分近い印象を持ってしまう。困ったものです。

ところでそれが東淀川区ではどうなっているのか。
とても気になったので調べてみました。
その結果、「東淀支店」は無し。
「東淀店」も無し。
「東淀工場」は、「環境局東淀工場」と「神戸屋 東淀工場」のみでした。
「東淀支店」も「東淀店」もないのは意外な気がしませんか?
西淀川では「西淀支店」や「西淀店」がありまくりなのですよ。
また「東淀営業所」は、「神戸屋ロジスティクス 東淀営業所」のみです。
とても少ないという印象。
もしかすると東淀川区で使われる「東淀」という言葉は、西淀川区で「西淀」が使われるほど使用頻度が高くないのかも知れません。
「東淀」と言うなら「東淀川」と言い切ってしまう。略さない。
そうなると「東淀川支店」や「東淀川工場」は、決して長いとは感じず、ちょうど良い感じがしてきます。

書いていてちょっとだけスッキリしました。