無限遠から見て

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文字やイラストをシャッターに書く(描く)時、シャッターの面に対して垂直方向から見て各要素がきれいに見えるように施工する、ということを前提としています。
「ある1点から見て正しく表示されるように書いて欲しい」というような特別なご要望がない限り、原則として「書く面に対して無限遠から見て正しく表示されるように書く」ようにしているわけです。
それはシャッターに限らず壁やガラス面でも同様。
壁面の手前にある樋(とい/とゆ)に書く必要が生じる場合も、それと合わせて「無限遠から見て正しく表示されるように書く」を心がけています。

シャッターや外壁に書いた文字やイラストを無限遠から見ることは、現在のところおそらく誰にも出来ないでしょう。
それでも「書く面に対して無限遠から見て正しく表示されるように書く」を大前提として守りたいと願っております。
頑張ってもせいぜい数メートルから数十メートルまでの距離からですが、文字やイラストの各要素が表示面に対して垂直方向から見て正しく表示されるように書く、という約束事を愚直に守り今後も製作をしてまいります。

無限遠を英訳すると infinite。
infinite を再度日本語に訳すと名詞では 神 とも出てきます。
シャッターや壁面に文字やイラストを書く(描く)際には、書く面の垂直・無限遠にいるはずの神を意識する。
そういう看板屋がいてもいいでしょう。