ドラマで使用される看板に関する記事です。マニア向け。
朝ドラ『おかえりモネ』第76回から。昨日も使わせていただいた画像です。奥にある置看板にご注目ください。
「喫茶 アバンドーネ」と書いてあります。表示面はやや縦に長いもの。そして特徴と言えそうなのが脚の部分です。
唐草模様のような飾りがついています。
東京制作の朝ドラでは同仕様のものが時々使用される置看板で、『なつぞら』では2か所で似た看板が見られました。
ひとつは「川村屋」の向かいにある「ゆかり」(『なつぞら』第27回から)。
もうひとつは「さゆり」の置看板として(同61回から)。
それぞれ看板部分を切り取ります。
「アバンドーネ」の置看板を再掲。
単に同じ仕様の看板であるというだけなのかも知れませんが、実にソックリです。
そして、あくまで参考なのですが、『おかえりモネ』で、気仙沼の「みちくさ」という名前の喫茶店の置看板もこれらと似ていました。画像は第36回から。ヒロインたちが「母が亮の父親と密会しているのでは?」とこっそり偵察に行く場面です。
取っ手の部分が違っているように見えるので、「アバンドーネのと形が似ている置看板」というように捉えておきます。
ちなみに、最後の写真で後ろにちらっと見えている銀色のケースは、『ひよっこ』『なつぞら』等で使用されたことのあるショーケースです。「みちくさ」のものではなく、向かいにある(と思われる)「三田亭」というお店のショーケースなのでした。
実はこの置看板は結構凝ったデザインなのですが、本当に一瞬しか映っていなくて少々残念です。もっと見たかった。。