朝ドラのセットで使われたドアに関する記事です。
『エール』第14回から。「川俣ダンスホール」の入口です。外側に開かれた状態になっているドアにご注目ください。
「たぶん同じドアだろう」と思われるものが『花子とアン』にありました(第7回と8回から)。
場所はヒロイン・花が寄宿している修和女学校の寮です。
暗いので明るくしてみました。粗い画像で申し訳ありません。
よく似ていて、同じドアかなと思います。
『ちゅらさん』(2001年度上半期)の「一風館」にもありました(第137回から)。
こんなに似ているドアが何枚も何枚もあることは、あまり考えられないと思います。
たぶん同じドアなのでしょう。
『エール』第57回から。ヒロイン音の妹・梅の後ろにあるドアも同じものです。
また、『梅ちゃん先生』では、ヒロイン梅子らが学ぶ「城南女子医学専門学校」の地下にある解剖学実習室の扉が同じものでした(『梅ちゃん先生』第32回および33回から)。
『梅ちゃん先生』では白っぽく塗装されていたのですね。そしてこうして見ていると、普段使うのはドアノブのある大きい方の扉で、その半分くらいの細さの方は、大きな調度を出し入れする際にだけ開けられるようになっているみたいですね。
簡単にまとめるとこうなります。
『ちゅらさん』 | 一風館 |
『梅ちゃん先生』 | 城南女子医学専門学校 解剖学実習室 |
『花子とアン』 | 修和女学校 寄宿舎 |
『エール』 | 川俣ダンスホール |
『エール』 | 梅の通う学校 |
5年経ってからの追記です。
「川俣ダンスホール」のポスターが【放送100年×元気100倍 それいけ!朝ドラ名場面スペシャル】で使用されていました。一応2種類あるようです。
ドアの使い回しについてはあまりにも多くてチェックしきれておりません。かなり古いドラマでの使用等、特筆すべき使われ方に気づいた時には追記します。
(2025年4月20日追記)