朝ドラ『なつぞら』「栄春荘」の看板文字

シェアする

朝ドラ『なつぞら』の大道具に使用されたフォントの話です。

第66回に初めて出てきた「栄春荘」。建物は、ネット上でたくさんの方が指摘なさっているように『ひよっこ』で使われた「あかね荘」の流用です(2階の屋根が今回はないような)。

朝ドラ『なつぞら』第66回
(↑『なつぞら』第66回から「栄春荘」)

朝ドラ『ひよっこ』第61回
(↑『ひよっこ』第61回から「あかね荘」)

「栄春荘」でも「あかね荘」のあの階段は使用されていますが(勝手に階段Aとかで呼んでいます)、こちらは『なつぞら』では既に東京・新宿の裏通りに登場しています。
朝ドラ『なつぞら』第52回
(↑『なつぞら』第52回から。奥に見える階段は「あかね荘」「栄春荘」の階段と同じです)

朝ドラで使用された大道具の話です。 現在放送されている『なつぞら』の(スタジオ)セットで使用されていた階段が、以前の朝ドラで使用されている...

また「あかね荘」の建物も、同じく朝ドラ『なつぞら』で使用された階段の中で書きましたように、『半分、青い。』でヒロイン楡野鈴愛(にれの すずめ)が働いていた百円ショップ「大納言」のすぐそばのアパートとして既に流用されていました(外階段なしバージョン)。
朝ドラ『半分、青い。』第108回から
(『半分、青い。』第108回から)

『ひよっこ』「あかね荘」は、同じく『半分、青い。』の別の場所でも使用されていました(『半分、青い。』第52回から)。
『半分、青い。』第52回から
外階段なし+2階柵延長+屋根なしバージョンのようです。
暗くて分かりづらいですね。申し訳ありません。昼間の画像が見当たりませんでした。

さて、今日ここで「栄春荘」=「あかね荘」以外で新たに書くのは「栄春荘」の看板文字についてです。
朝ドラ『なつぞら』第66回から
DF極太楷書体と似ているなと思ったので隣に黄色で書いてみました。
朝ドラ『なつぞら』第66回から
ぴったり同じにはなりません。
それでもけっこう似てしまっています。
手持ちのフォントで判断すると「栄春荘の字は、DF極太楷書体で書いたものと極めて似ている」となります。
実際はドンズバのフォントがあったりするのかも知れません。いささか乱暴な意見ですが。

「あかね荘」を流用した(『流用』にネガティブな意味は一切含んでいません)「栄春荘」の周りには、朝ドラ常連の看板がいっぱいでした。

「お茶のやました」と「魔法カレー」

篠田みそ

ユニコーンビール(橋木商店) ―なつの頭の上に見えている看板です。

ムーン石鹸

オリエンタルソース(第67回から↓)とヒライ石鹸(第4回から↓)


(↑オリエンタルソースの看板。『なつぞら』第7回から。「帯広マーケット」内で靴磨きをしていたなつが警察に連れて行かれるところ)

『なつぞら』第4回
(↑『なつぞら』第4回から。同じく「帯広マーケット」内にて)
『なつぞら』第4回からヒライ石鹸
明る過ぎるので暗くしました。同じ「ヒライ石鹸」の看板でしょう。「泡だちのよい!」の文字が飛んでしまっています。

ところで、最初の写真にも少しだけ写っていますが、この「栄春荘」そばにも「朝ドラ共通の鋼鉄製らしき構造物」が現れています(第66回から)。
『ひよっこ』「あかね荘」付近には多分なかったものです。
朝ドラ『なつぞら』第66回から
理由は不明ですが、やはりそこに必要だったのでしょう。