ドラマのセットで使われる看板に関する短い記事です。
NHK『探検ファクトリー』“朝ドラ「ブギウギ」の舞台裏 ドラマを支える職人技を公開!”から画像を引用させていただきます。『ブギウギ』のセット。テロップには「昭和20年代の町並み」とあります。右の赤い看板にご注目を。
切り取った画像。
「葺合ソース」の看板です。実際そうであるかどうかはともかく、琺瑯看板という設定だと思われます。
『ブギウギ』では「はな湯」の脱衣場にも設置されていました。画像は第37回から。
この「葺合ソース」の看板は『べっぴんさん』から使われだしたはずですが、『べっぴんさん』でいつ・どこにあったのかを覚えておらず、手元に画像がない状態です。申し訳ありません。
他の朝ドラでは、『まんぷく』で使われていました。画像は第69回から。
『べっぴんさん』が初出で、その後『まんぷく』で使われてから今回の『ブギウギ』でも使われた、となるわけですが、他の朝ドラでは使われていなかったように思います。
ちなみに「葺合」は、兵庫県神戸市中央区の町名で、かつては「神戸市葺合区」という行政区も存在しました(現在の中央区東部)。
追記です。
『スカーレット』で使われていたのに書かずにおりました。本放送時の番組公式Twitter(当時・現X)で公開されていた撮影スナップです。
そうすると「葺合ソース」の看板は、
- 『べっぴんさん』
- 『まんぷく』
- 『スカーレット』
- 『ブギウギ』
で使われてきたということになります。初登場の『べっぴんさん』以降、結構たくさん「出ているな」という印象。
引き続き「葺合ソース」の看板をチェックします。
(2024年2月12日追記)