ドラマのセットに関する短い記事です。マニア向け。
昨日に続いて、11月1日に本放送が始まる『カムカムエヴリバディ』から画像をお借りします。
明らかに書店の中。映っていらっしゃる俳優さんたちではなく、今回はガラス戸にご注目ください。
スリガラスの戸からは、「平」の文字が読み取れます。
このガラス戸は、『おちょやん』で「鶴亀座」の向かいあたりにあった「平山書店」のものではないでしょうか(あの【「文學思想研究」幟】も映っていたりしますが)。
ガラス戸の部分を切り取りました。明るくしています。
「平」の位置と、外側のラインが全く同じに見えるので、戸そのものを使い回ししているはず。
ただ、『カムカムエヴリバディ』の戸は、『おちょやん』のように2枚1組ではなく、そのうちの1枚だけしか使っていないようです。もう1枚はすりガラスではなく透明のガラスなのでした。
おそらく看板も含めて本放送で映ると思われるので、その際に確認することにします。
ネタバレみたいで申し訳ありません。
訂正です。
番組公式Twitterから写真をお借りします。
戸は普通に2枚あって、開いた状態で映っているだけでした。
それにしてもこの「平山書店」は、『おちょやん』の世界からそのままやって来たかのように見えます。第49回の静止画像を再掲。
建物本体や看板、「文學思想研究」の幟までが同一で、街灯や溝板までが(別物ですが)似ています。玄関に敷かれた石も違っていますが、そこまで同じだと怖いです。。
分かりづらいのですが、昼間の画像です(『おちょやん』第16回から)。
また、ショーウインドーの中身も違っていて、「同じでなくてよかった」とか思ってしまいました。要らぬ心配なのですが。
(2021年11月4日追記)
「平山書店」のA型看板を見つけました。『おちょやん』第80回から。
切り取ります。
「古本髙價買入/平山書店」と書いてありました。『カムカムエヴリバディ』では使われていなかったようです。
(2021年11月23日追記)