井高野(大阪市東淀川区)の読み方

シェアする

また看板とは関係のない話です。

大和田四丁目バス停留所」という地元ネタの記事を書いた際、「井高野車庫前」について少しだけ触れました。

「大和田四丁目バス停留所」は、かつて大阪市営バス93号系統(福町‐井高野車庫前)で使われていたバス停ですが、2014年3月末日でこのバス停は廃止になりました。

と書いたのですが、「井高野」の読み方を間違えていたことに今日気づきました。
ついさっきまで、「いだかの」と読んでいたのです。
正しくは「いたかの」と、「た」を濁らずに読まねばならない。
「ええっ?」という驚きがありました。

「大和田四丁目バス停留所」と同じ2014年3月末日で廃止された「歌島橋バスターミナル」が1981年頃に出来るまでは、「大和田四丁目バス停留所」から出る十三方面行のバスはほとんど全てが「井高野車庫前」行きだったので、結構地元の人には知られたバスターミナルだったはずです。「歌島橋バスターミナル」が出来てからも十三方面に行くのなら「井高野車庫前」行きは便利だったので、車内アナウンス「井高野車庫前行きです」は数十年に亘って何度も何度も聞いているはずなのです。その全てが「いたかのシャコマエ」と語られているのにもかかわらず、字を見て受けた最初の印象からか、ちょっと聞いた感じからか、間違えて覚えていたわけです。

なぜ間違いに気づいたのかを簡単に書いておきます。
井高野駅のことをちょっと調べていたら、偶然読み方について書いたウェブサイトがあるのを見つけたのです。
【あなたはいくつ読めますか?】勝手に東淀川区民検定テスト【難読ランクトップクラスの地名が東淀川区にあった!】
というページで最初に出題されていました。
「いだかの」では当然間違い、ブブーなわけです。
悔しいという気持ちは三分の一くらいで、残りは「そうか、違ってたんや」という驚きと、新しいことを知った喜び(ちょっと大げさ)です。

日本語入力システムで「いだかの」と入力しても「井高野」が出て来なかったのは不思議なことでもなんでもなかったのですね。
「井高野駅は『いたかの』と読む」
はい、今日知りました。

ちなみに「井高野駅」のことを少しだけ。

井高野駅(いたかのえき)は、大阪府大阪市東淀川区北江口三丁目にある、大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)今里筋線の駅。駅番号はI11。大阪市最北端の駅であるとともに大阪市交通局の駅の中で最北に位置する(江坂駅より、わずかに緯度が高い)。

(Wikipedia 井高野駅 から引用)

井高野駅のことについて調べていたのは、出来島の住民には身近な存在である神崎川を超えるのに、橋を一切渡らずに行く方法がないものかと、どうでもよいことについてあれこれ考えていたためです。
それで、その結論はどうなのか。
出来島から「地下鉄瑞光四丁目駅」または「だいどう豊里駅」まで行き、「井高野駅」まで乗車する。そうすると橋を一切渡らずに神崎川を(左岸から右岸へ)超えることが出来る。

淀川を地下トンネルでくぐる鉄道路線としてはJR東西線に次ぐ路線である(開業当時の大阪市営地下鉄としては初)。
(Wikipedia 大阪市営地下鉄今里筋線 概要 から引用)

神崎川に関しての記述がないのがちょっとさびしいのですが、地下鉄今里筋線は神崎川も地下トンネルでくぐっています。